HEEL
ヒールダンス入門|靴の選び方と立ち方・歩き方から始める練習手順
ヒールを履いて踊るヒールダンスは、動画で見ると姿勢の美しさや足さばきが印象的で、挑戦してみたいと感じる人が多いジャンルです。一方で、「転びそう」「どんな靴を買えばいいのか分からない」と、始める前で止まってしまうこともあります。
ヒールダンスは、振付を覚える前に、立ち方と歩き方を整えるところから始めるジャンルです。ここでは、最初の一足の選び方、立ち方と歩き方の基礎、自宅で練習するときの注意点を紹介します。
ヒールダンスはどんなダンス?
ヒールダンスは、ヒールを履いて踊ることを前提にしたスタイルです。ジャズやR&B、K-POPなどさまざまな曲が使われ、曲のイメージに合わせて表情や姿勢で魅せていきます。
特徴は、足元が不安定な状態で、あえてきれいなラインと重心のコントロールを見せるところです。歩く、止まる、振り返るといった動きそのものが見せ場になるため、派手な技がなくても印象的な踊りになります。女性のためのジャンルと思われがちですが、性別に関係なく楽しめます。
最初の一足の選び方
練習用の靴は、履きやすさと安定感を優先して選びましょう。目安は次のとおりです。
- 高さ:5〜7cm程度から始める。慣れてから高いヒールに移る
- 太さ:細いピンヒールより、太めのヒールのほうが安定しやすい
- 留め具:足首にストラップがあると脱げにくく、安心して動ける
- サイズ:歩いたときにかかとが浮きすぎない、少しフィットするもの
- 靴底:滑りにくいもの。外履きとは分け、室内練習用にしておく
最初から本番用の高いヒールを買う必要はありません。練習で足に負担がかかりすぎると続かないので、まずは履いて立っていられる高さを選びましょう。
まずは裸足やスニーカーで動きを覚える
ヒールダンスの練習は、最初からヒールを履き続ける必要はありません。振付の順番や体の使い方は、裸足やスニーカーでも覚えられます。
足への負担が大きいジャンルなので、「振付を覚える日は裸足、仕上げる日はヒール」と分けるのもおすすめです。足首や膝に痛みが出たときは、ヒールを脱いで練習を続けましょう。
立ち方:重心と姿勢を先に整える
ヒールを履くと、自然に重心が前に移動します。そのままだと腰が反ったり、膝が伸びきったりして、不安定になりがちです。
お腹を軽く締めて肋骨を閉じ、頭から足まで一本の線でつながっているイメージで立ちましょう。膝は伸ばしきらず、わずかにゆとりを残しておくと、動き出しやすくなります。鏡の前で、横から見た姿勢も確認してみてください。
歩き方:一本の線の上を歩く
ヒールダンスの歩き方は、左右の足を一本の線の上に置くように進めると、きれいに見えます。歩幅は大きくしすぎず、自分がコントロールできる範囲から始めましょう。
足を下ろすときは、つま先側から下ろし、すぐにかかとまで体重を乗せます。かかとから強く着地すると、音が大きくなり、バランスも崩れやすくなります。慣れるまでは、音楽をかけずにゆっくり歩く練習を繰り返すのが近道です。
自宅で練習するときの注意点
ヒールは、床を傷つけやすく、足音も響きやすい点に注意が必要です。マンションやアパートで練習する場合は、時間帯を選び、下の階への音に配慮しましょう。
厚みのあるマットの上はヒールが沈んで不安定になるため、薄めのマットや板を使うほうが安全です。練習は15〜20分程度から始め、終わったら足裏とふくらはぎをほぐしておきましょう。自宅練習の音対策は「マンションでもできるダンス練習|足音・騒音対策と床の工夫」でも紹介しています。
ARTIST DANCE ONLINEのHEELレッスン
ARTIST DANCE ONLINEでは、KanancE先生によるHEEL基礎のレッスンを配信しています。立ち方編とウォーキング編に分かれているので、振付に入る前に足元を整えたい人に向いています。
基礎で姿勢と歩き方を確認したあとは、振付レッスンで曲に合わせて踊ってみましょう。レッスンの一覧はHEELのレッスン紹介ページから確認できます。
まとめ
ヒールダンスは、立ち方と歩き方が土台になるジャンルです。最初の一足は5〜7cm程度の安定したヒールを選び、ストラップ付きで足にフィットするものから始めましょう。
振付は裸足やスニーカーで覚えてもかまいません。重心と姿勢を整え、一本の線の上を歩く練習を繰り返しながら、少しずつヒールで踊る時間を増やしてみてください。