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フリースタイルダンス入門|初心者が自由に踊るための5ステップ
「自由に踊ってみて」と言われると、振付を踊るときより難しく感じる人は少なくありません。正解がないからこそ、次に何をすればよいか分からなくなるためです。
フリースタイルは、たくさんの技を知ってから始めるものではありません。一つのリズムと一つのステップでも、方向や大きさを変えれば十分に踊りになります。
ステップ1:その場でビートを取る
まずは曲を流し、膝を軽く曲げながら一定のビートに合わせて体を弾ませます。足を動かさず、ダウンやアップだけで構いません。
曲のすべての音を拾おうとせず、聞き取りやすいドラムを一つ選びます。同じ動きを続けることで、音から外れにくい土台ができます。
ステップ2:左右の体重移動を加える
その場のリズムが安定したら、右、左へ交互に体重を移します。歩幅は小さくし、足を置くタイミングを音に合わせます。
腕は自然に揺らすだけで十分です。上半身まで完成させようとせず、まず足とリズムをつなげます。
ステップ3:同じ動きの方向を変える
左右のステップを、正面、斜め、横向きで試します。移動する方向が変わるだけで、見え方にも変化が生まれます。
方向転換の前に一度止まると、次の動きを考える余裕ができます。止まることも踊りの一部だと考えてください。
ステップ4:大きさと速さを変える
同じステップを小さく踊ったあと、腕を広げて大きく踊ります。さらに、2カウント使ってゆっくり動く、1カウントで素早く動くといった変化を加えます。
動きを増やさなくても、強弱と速さが変われば音楽への反応が伝わりやすくなります。
ステップ5:8カウントだけ自由に組み合わせる
最後に、ここまでの要素を8カウントだけ組み合わせます。最初の4カウントは左右移動、次の2カウントは止まり、最後の2カウントは方向を変えるなど、簡単なルールを決めましょう。
うまく見せようとせず、曲から聞こえた音に一つ反応できれば成功です。終わったら同じ8カウントをもう一度試し、少しだけ変えてみます。
動きが思いつかないときのヒント
- 一度止まって次の音を待つ
- 知っているステップを左右反対で行う
- 足は同じまま、目線や腕だけ変える
- 歌声、ドラム、ベースのどれに合わせるか選ぶ
自由に踊る前に用意したい二つの土台
動きが思いつかないときは、先に一定のビートを保つ練習と、上半身を分けて動かす練習を行います。「基礎力定着する為のリズムトレーニング【AKI】」でビートを確認し、「アイソレーションの基本」で胸や肩の選択肢を増やす流れがおすすめです。
練習後は「鏡を使った確認方法」を参考に、タイミング、方向、姿勢のうち一項目だけを見直します。自由に踊る時間と形を修正する時間を分けると、動きが止まりにくくなります。
まとめ
フリースタイルは、動きの数を競うものではありません。ビートを取り、体重を移し、方向や大きさを変えるだけでも、自分で選んだ踊りになります。
まずは好きな曲の8カウントだけを使い、一つのステップを変化させるところから始めてみてください。