パリ2024オリンピック、ブレイキンを見て感動しました。

2024年08月28日

パリ2024オリンピックで行われたブレイキンの競技を見たとき、私は心の底から感動しました。

日本から出場したShigekixさんとAyumiさんのパフォーマンスは、まさに情熱と技術の結晶でした。彼らがステージで見せた一瞬一瞬は、ブレイキンの持つ力と美しさを改めて感じさせてくれました。そして、湯浅亜実さんが金メダルを獲得した瞬間は、涙が出るほど感動しました。

湯浅亜実さんのパフォーマンスは、世界中の人々にインスピレーションを与え、私たちに誇りをもたらしました。彼女が見せてくれた力強さと繊細さ、そのすべてが歴史的な瞬間として心に刻まれました。

皆さんがオリンピックの舞台で見せてくれた情熱と努力が、日本中、そして世界中のブレイキンファンに勇気と希望を与えてくれました。ブレイキンは単なるダンス以上のものであり、自分を表現し、挑戦し続けることの大切さを教えてくれる文化です。

今回のオリンピックでブレイキンが注目されたことで、多くの人がこの素晴らしいダンスに興味を持ち、その奥深い歴史や魅力を知りたいと感じるようになったのではないでしょうか。

ブレイクダンス、Breakin’

ブレイキンは、1970年代にニューヨークのブロンクスで誕生したストリートダンスの一種で、ヒップホップ文化の一部として発展しました。基本的には音楽のビートに合わせて踊る即興的なダンススタイルであり、その自由な自己表現と高い創造性が特徴です。

ブレイキンは主に4つの要素で構成されています。まず、立った状態でリズムを刻むトップロックがあり、ここでダンサーのスタイルが表現されます。次に、床に手をついて足を動かすダウンロックフットワークが続きます。これに加えて、ウインドミルやヘッドスピンといったアクロバティックなパワームーブがあり、ダンスの見せ場となります。そして、最後に一瞬動きを止めてポーズを決めるフリーズで、インパクトを与えるフィニッシュを迎えます。

ブレイキンはダンスバトルやパフォーマンスとして行われることが多く、技術の高さだけでなく、リズム感や創造力、自信が重要です。このダンスは単なる運動以上に、自己表現の手段であり、ストリート文化の象徴的存在です。

ブレイクダンスの3大世界大会

1. Red Bull BC One

この大会は、世界中のトップダンサーが集まる一対一のバトル形式のコンペティションです。毎年開催され、各地域で予選が行われ、勝ち抜いたダンサーが世界大会に進出します。Red Bull BC Oneは、ブレイクダンス界で最も権威のある大会の一つとされています。

2. Battle of the Year (BOTY)

Battle of the Yearは、ブレイクダンスのクルー(チーム)バトルとして知られています。1990年から始まり、世界中のクルーが集結して競い合います。この大会は、ブレイキンの国際的な普及に大きく寄与しており、各国の文化を反映したパフォーマンスが見られます。

3. UK B-Boy Championships

イギリスで開催されるこの大会は、ブレイクダンスのバトルとパフォーマンスが融合したイベントです。個人戦、クルー戦、さらにはフリースタイルバトルなど多彩な形式があり、ダンサーたちの技術を披露する場となっています。

ダイガーさんから学ぶブレイキンの基礎講座

ブレイキンを学んでみたいと思う方はまずARTIST DANCE ONLINEの講座の一つであるBREAKIN’基礎講座がおすすめです。

タイガーさんはスイスと日本のメンバーで構成され、日本人としてはじめてブレイクダンスの世界大会で優勝を成し遂げたダンスチーム”The Spartanic Rockers”に所属しています。
日本での活躍は勿論、海外での実績も数知れず。世界を唸らすスキルはまさに圧巻のもの。
現在はプレイヤーとして活躍してきた経験を生かし、自身が代表を務めるダンスサークル”TRACK-1″をはじめ、大人は勿論、キッズの育成にも力を入れています。

パリ2024オリンピックを通じて、ShigekixさんやAyumiさんの素晴らしいパフォーマンスが多くの人々にブレイキンの魅力を伝えたことと思います。このオリンピックをきっかけに、日本でもブレイキンに興味を持つ人が増え、このカルチャーがさらに広がっていくことを心から願っています。ブレイキンは、自由な自己表現と創造性が詰まった素晴らしい文化です。これからも、たくさんの人がブレイキンの世界に飛び込み、日本でのブレイキンシーンが再び活気づき、新たな歴史が刻まれることを期待しています。

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